朝は特に問題を感じていないのに、夕方になると肌がつっぱったり粉をふいたりする。そんな経験はありませんか？
乾燥を放置すると、肌荒れだけでなくシワやくすみの原因にもなり、見た目年齢を大きく左右することもあります。ここではオフィス勤務に特有の乾燥の原因と、今日からできる保湿対策を紹介します。
特にオフィス勤務のサラリーマンにとって、「乾燥肌」は冬だけの問題ではなく、夏の冷房の効いた職場でも起こる厄介な悩みです。
オフィスで肌が乾燥する主な原因
オフィス環境は、一見すると快適そうに思えますが、実は肌にとっては過酷な条件が揃っています。
- 空調による湿度低下
冷暖房の効いた室内は、湿度が30〜40％程度まで下がることもあり、時には砂漠並みの湿度になってしまうこともあります。この低湿度環境は肌の水分をどんどん奪ってしまいます。 - 長時間のPC作業
一日中ディスプレイを見つめることで目や顔周りが乾きやすく、肌表面の水分を蒸発させる原因になります。 - 水分不足
オフィスではコーヒーやお茶を飲む人が多いですが、これらは利尿作用があるため体内の水分を奪いやすいです。気づかないうちに体の水分が不足し、肌にも影響が出ます。 - スキンケア不足
「朝に顔を洗っただけで会社に行く」という男性は少なくありません。しかし洗顔後に保湿をしないと、肌のバリア機能はどんどん低下し、乾燥を招いてしまいます。
今すぐ取り入れたい保湿対策
乾燥を防ぐには「外側からの保湿」と「内側からの水分補給」の両面が必要です。
朝のスキンケアを習慣化
洗顔後は化粧水だけで終わらせず、乳液やジェルを重ねて「フタ」をすることが大切です。これをしないと、せっかく与えた水分がすぐに蒸発してしまいます。
卓上加湿器で環境を改善
デスクワークが中心なら、USB接続できる小型加湿器がおすすめ。特に冬場や夏の冷房の効いた部屋では効果的で、周囲の空気を潤すことで肌の乾燥を防げます。
化粧水ミストを活用
午後に肌のつっぱりを感じたら、化粧水ミストを顔全体に軽くスプレーすると即効性があります。その後、軽くハンドプレスして水分を浸透させるとより効果的です。
水を意識的に飲む
一日を通してコーヒーばかり飲んでいると、かえって体内の水分が失われてしまいます。デスクに常に水のボトルを置き、こまめに飲むよう心がけましょう。
まとめ
オフィスでの肌乾燥は、環境と習慣の両方が原因になっています。「空調」「PC作業」「水分不足」「スキンケア不足」が重なれば、肌は乾いた状態になりがち。だからこそ、加湿＋保湿＋水分補給をバランスよく行うことが必要です。今日からデスク環境を整え、保湿習慣を取り入れましょう！
